只今青春真っ盛りブログ

アメリカ在住アラサー男子の自分目線エッセイ風ブログ

自殺

自殺について書きます

 

アメリカに住んでて思う。

自殺について考える機会が減ることを。

 

日本にいた時は否応無しに考えさせられた

電車に乗ってると毎日のように人身事故

ルーシートもしょっちゅう見た。

日本では多くの人間が電車に飛び込む。

 

聞いた話では電鉄会社が遺族に請求する賠償額は一億円だそうだ。

本当はもっと大きな損失が出るらしいのだが、負けに負けて一億。

この一億って金額若い頃はピンとこなかった。

一億なんて誰も持ってないよって

そう思ってた。

 

大人になって腑に落ちた

生命保険会社から遺族に払われる保険金が一億円なんだ

それをそっくりそのまま電鉄会社が持って行く。

 

つまり電車に飛び込む人っていうのは家族に恨みのある人

 

つらいよね

 

アメリカは離婚は確かに多い

7割くらいが離婚するらしい

笑っちゃうよね

 

でもめちゃくちゃ家族を大切にする

外で飲むなんてことまずない

なにせ飲食店のほとんどが22時に閉まる

24時間営業の店って少ないし

驚くことにうちの近くの大型ショッピングモール等は

日曜が定休日だ

労働組合が強い

引いては仕事<プライベート(家族)

の意識がものすごく強い

週末や祝日は家族で集まる

とにかく集まる

 

自殺も少ない

確かに仕事に対する評価はシビアでドライだ

年齢とか関係なく首を切られる

でも企業も一年中採用募集してるから転職も比較的ハードルが低い

それほど切迫感はない

 

税金も物価も医療費も恐ろしく高いけど

みんな貧乏ライフをエンジョイしてる

ローン組みながら大学いって

ローン組みながら高級車に乗って

風邪引いたら市販の薬で治して

虫歯は気合いで治して、、、?

 

正直自分にはこの搾取されてる感が耐えられないんだが

ネイティブにはそれが当たり前なんだろうね

軍事費高すぎだと思うんですけど、まあ所変わればってやつだよね

 

自殺だった

 

アメリカ人は橋で自殺する!

 

これを聞いた時はピンとこなかった(本日二回目)

 

だって日本では自殺といえば

首吊り 飛び込み 練炭 高いとこならビルか滝

ってイメージだったから

 

アメリカはもっぱら橋

 

NYに来てまず感動したのは

その橋の多さ&立派さ&古さ

 

マンハッタンは橋が幾つもある

うちの近くのジョージワシントンブリッジなんかもかなりのサイズ

 

橋に立つとわかる

とにかく絶景

 

最期の景色くらいは綺麗なものを

ってことなのかな

 

 

この違いは宗教による死生観の違いからなのか

はたまた根っからのエンターテインメント性からなのか

 

最期の最期まで切迫感がない

サラッとしてる

 

そこは本当に見習いたいとこである

 

そういえば大学の時、内定もらってたのに単位足りなくて卒業出来ないってことになって、ショックのあまり失踪した奴いたな

あいつはまだ生きてるかな

 

終わり