只今青春真っ盛りブログ

アメリカ在住アラサー男子の自分目線エッセイ風ブログ

 髭について

 

いつも煩わしく思う髭剃りという行為。

毎朝欠かさず行われる行為。

何故人々は髭を剃るのか。

髭を剃らない人は人にあらず。

そんな風潮さえあるこのご時世。

 

髭について考えてみた。何も見ずに。今この瞬間から。

 

髭って不思議。

不潔な印象を与えがち。

でも果たしてそうか。

明治の偉人たちは皆立派な髭を蓄えていたじゃないか。

となると

偉くならないと伸ばしてはいけないもの

と考えられる。

つまり

若いくせに髭なんか伸ばしてるやつ=社会のはみ出しもの=不潔

という図式が脳内で完成する。

 

だから 髭⇔不潔になってしまうのだろう。

 

でも

本当に煩わしいですよね。髭剃り。

これ中学生男子からおじいさんまでみんなが共通して思ってる事だと思う。

本当に煩わしい。

もっとゆっくり伸びてくれよってみんな思ってる。

 

今でこそ電気シェーバーを使っていますが、学生時代はカミソリでした。

 

中学の頃、どけちの僕は新しいマイカミソリを買うでもなく、家に転がってた古いのを使っていたんです。

鼻の下の部分。夏目漱石が口髭を蓄えてるあの部分。

いつも いつも ニキビがありました。

白いプツッとした、小さくて痛いあの、忌まわしい

 

それを避けるように汚いカミソリで剃ってました。

だからいつもイマイチな仕上がりでした。

不潔な刃で剃るもんだから、剃った所に菌が入ってまたニキビが出来る。

それをまた避けながら。。。

 

煩わしい。ああ煩わしい。

 

電動シェーバーをゲットした時はすごく嬉しかったのを覚えている。

これであの煩わしさから解放される。

でもそんなことはなかった。

今度はシェーバーの管理が必要になってくる。

洗浄、洗浄、洗浄に次ぐ洗浄

中学時代のトラウマもあって、やたらと刃を清潔に保ちたい私。

毎朝毎朝かなりの精神的なベクトルがこの一連の行為に向けられてきた。

そんな生活がかれこれ15年。。。

 

この間6月に日本に帰国した際

電車の広告の大半が女性向けの脱毛やエステのものだった。

ちょうど肌の露出が増える夏を控え、女性がケアしなきゃいけない事なのだろう。

男性向けの広告も確かにあった。

脱毛男 すべすべ男 モテるぞ みたいな

 

髭も永久脱毛すべきなんだろうか。

お坊さんが毛髪を永久脱毛するように

子作りする必要の無くなった中年男性がパイプカットするように

髭を伸ばす必要のない青年男性も髭を永久脱毛すべきなんじゃないだろうか

 

流行りの朝活ではないが、朝の貴重な時間を確保する上で、何者にも勝る時短スキルだと思うのだが、、、

 

私は仕事における立場上、今の所髭を伸ばすことは許されていない。

風邪を引いて寝込んだことで久々に見る我が無精髭顔

新鮮で、少し「おっ♡」と思ったので書いてみました。

 

終わり